企画提案から最適なカタチを生み出すために、社内でプロジェクトチームが編成されます。このチームは企画原案を中心にミーティングを重ね、デザイン案を創り出します。
スタッフは、このデザイン案にお客様のご要望を加味し、理想の姿を実現していきます。ここで最終的に決定したデザインが次の工程に進み、デザインが徐々に具体的なカタチをとり始めます。

写真やデザイン画をコンピュータに取り込み、製版データが作られます。 同時に、デザインのイメージを忠実に再現するために、色合いなどに関して微調整を行います。
スキャナーにより写真やイラストデータがカラー分解され、製版のためのデータが作り出されます。

分色より送られたさまざまな製版データを最新鋭のグラビア電子彫刻機システムにて金属のシリンダーに彫刻し印刷用の版を作成します。

製版課より送られた様々な製版データを最新鋭のグラビア電子彫刻機システムにて、金属のシリンダーに彫刻し、基本となる版を作成しクロームメッキされて印刷工程に渡ります。
なお、このシリンダーは専用のラックに保管され、いつでもお客様のご注文に速やかにお応えできるように待機しております。

金属のシリンダーに彫刻された版を印刷していきます。色あわせが難しいプラスチックやセロファンなどの特殊なパッケージ包材を高速印刷します。
その後、印刷されたフィルムなどのキズやヨゴレを自動的に検知し画像に表す装置で検査をします。

印刷後とラミネート後に検品を行います。

異なった色々な多層構成のフィルムを作り出し、内容物の酸化などを防ぎます。異物混入防止のためにドライラミで使用する乾燥エアーには高性能のフィルターを使用し機械の主要部分をクローズしています。
機能性を高めるために最新鋭の粉かけ装置を設置して、小量で安定した製品を作ることが出来ます。
これにより工程の短縮が出来、短納期対応も可能となります。

溶剤を使用しない接着剤でラミネートするので環境に優しい設備です。

ラミネート後のフィルムを、温度を管理した部屋で一定時間保管し、接着剤を硬化させます。

お客様の自動包装機のサイズにあわせて、1ロールにまとめて印刷されたものをカットします。
最新鋭の機械を設置して最高速でのスリッターが可能でセット替え時間も短縮することが出来、短納期小ロットに対応しています。マジックカットの設備も有り顧客様のニーズに対応する事が出来ます。

バキュームにより異物などの除去を完全に済ませた製品はシュリンク工程により密封加工が施されます。
スリット上りの製品を全数外観検査し、バキュームにより異物などの除去を完全に済ませた製品はシュリンク工程により密封加工が施されます。120℃で5秒間のシュリンクトンネルを通るため、完全にシュリンクされ製品の保護と二次汚染を防止することが出来ます。

熱融着し、さまざまなサイズの袋を仕上げていきます。プレス、溶断、三方シール、チャック袋の生産をしています。異物混入の防止の為に粘着ロールとエアーシャワーを使用し、オペレーターはすべてネットとマスクを使用して生産をしています。
医療品のパッケージ生産も行なっているために検査室と品質検査室を隣接して品質の管理の徹底を図っています。
チャック袋の生産に関してはチャックの機能を保持するため設備の改善を行なって安定生産を可能にしています。

完全にコンピュータ管理されている奥行き50m高さ16mの自動ラック倉庫には、必要な原紙（フィルムなど）や製品がいつでも出庫できるように準備されています。
製品の保存管理（温度・湿度等）と異品種混入や先入先出しの管理をするために自動ラックを設置して常に、安定した製品を維持しています。

品質チェックをクリアした製品をお客さまのもとへ出荷します。